色合い
文字サイズ
活動報告・発行広報物

【開催報告】[2022NPO団体運営支援]協力が増える ファンドレイジング 入門講座

地域連携ステーション フミコム
  • 文京区全域
  • 職業・暮らし
  • その他
日 時 6月25日(土)14:00~16:30
会 場 ZOOMオンライン開催
講 師 高橋 麻子さん(ファンドレイジングコンサルタント)
参加者 4名

2時間半でファンドレイジングについてじっくり学べる本講座。
前半ではファンドレイジングの基礎を学び、後半は寄付を集めるための具体的な方法について学んでいきました。
2.png
◎ファンドレイジングとはファンを集めること
まず、ファンドレイジングは一方的に団体の活動を支援してくれるお金を集めるのではなく、その活動に賛同し、寄付をしてくれた人たちと一緒に課題解決を目指すものになります。
そのため、寄付を集める際に、寄付者に対して「わたしたちのファンになると、こういう良いことが起こる」「自分たちの目指しているところはここです」とアピールすることが大切です。
ここで応援してくれる方がどれだけ集まるかによって、社会課題の解決もより進みます。
お金を出すことでどう社会が変わって、どうハッピーになれるかを伝えることが大切です。
232e25d9ff2f0a109fe111bb2d5a50a9.png
◎寄付は待っててもダメ
ただ待っているだけでは、寄付は集まりません。
寄付募集をしていることを発信することが大切です。
4.png
◎社会の役に立ちたい人は多い
社会のために役に立ちたいと思っている人は年々増えています。
ただ社会貢献の方法として、寄付という手法があることを知られていないのが現状です。
実際に寄付をしている日本人の割合はずっと横ばいだそうです。
5.png
◎ファンドレイジングの基本ステップ
「誰に対して、どんなことを知ってもらうのかを整理する」だったり、「寄付した後も関係性がどう保たれるかを明確にすること」「ターゲットに応じた発信方法のポイント」などファンドレイジングを行う際の7つのステップを学んでいきました。
いきなり、寄付集めを開始するのではなく、まずは団体の何に対して共感をしてもらうのかを団体内で整理することが大切です。
最後にファンドレイジング成功のポイントを学んで、本講座は終了となりました。
お金集めだけを目的にするなら、助成金や事業収入を得ることができます。
寄付募集をするのであれば、寄付者もハッピーになれる仕組みづくりが大切ですね。