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活動報告・発行広報物

【開催報告】[第97回フミコムcafe]防災・バリアフリーマップってなんだろう?~まちの点検を地域でおこない、わたしのまちの強みを見つけよう~

地域連携ステーション フミコム
  • 文京区全域
  • まちづくり・安全
【開催報告】
[第97回フミコムcafe]防災・バリアフリーマップってなんだろう?~まちの点検を地域でおこない、わたしのまちの強みを見つけよう~

日時:2024年5月25日 (土) 14:00~15:30
会場:フミコム C-base 文京区民センター地下1階(文京区本郷4-15-14)
ゲスト:金子 久美子さん(NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム 理事長)
参加者:12名
2024年5月のフミコムcafeは、NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム 理事長の金子さんをゲストにお迎えし、防災バリアフリーマップの作成を始めたきっかけや令和5年度にBチャレ(チャレンジ部門)で実施した取り組みについてお話ししていただきました。

 イベント前半、まずは金子さんのお話を伺い、NPO法人リーブ・ウィズ・ドリームで実施している防災バリアフリーマップの作成に至った経緯や作成時の活動について教えていただきました。防災バリアフリーマップとは、地域の方々と共にワークショップやまち歩きを行い、防災情報とバリアフリー情報を1つにしたマップのことです。また、バリアを感じるのは障害等を抱えた方だけでないことを、「誰でもバリアを感じるようになる可能性はある」という言葉で会場の方々の表情がより真剣な眼差しに変わりました。
 まち歩きの際のお話しの中では、地域に長年住まれている方が撮った「実際に地域で浸水被害が起きた時のお写真」が、その被害を経験していない人にも”災害リスクを身近に感じる機会になる”というお言葉が印象的でした。
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 イベント後半のグループワークでは、「あなたのお住まいの地域の“防災”で気になっていることはどんなことですか?」というテーマで、参加者のみなさまがご自身の住んでいる地域での災害リスクを考え、グループで共有しました。中には、文京区内の道の中には対向者とのすれ違いがぎりぎりであり、車椅子の人が通りにくそうである、といった意見があがりました。
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開催後のアンケートでは、「様々なマップがあるなかで、バリアフリーマップに防災視点を重ねて一つにしたのが素晴らしいと思いました。 」「長年続けられてこられたことを心から尊敬します!もっともっと教えていただきたいと思いました。」といった声が寄せられました。

【今月のいっぽ】
フミコムcafeの最後では、「今月のいっぽ」と題して、参加者のみなさんがゲストのお話を聞いて考えた『自分にできそうなこと』をひとことずつ書いていただいています。
日頃からできる防災にまつわるいっぽや、意識したい地域のつながりについて今月も素敵なコメントをいただきました!
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金子さん、ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

~後日談~
イベント終了後の2024年10月には、実際に氷川下町会、大塚仲町町会、大塚四丁目協力会、大塚上辻町会のエリアで防災バリアフリーマップ作成にあたり、まち歩き等を行いました。
完成したマップは、LWDのHPに掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
https://www.lwd.tokyo/index-bunkyo

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画像1枚目、2枚目、3枚目のお写真は「フミコム撮影隊」の方が当日撮影してくださったものです!

📸「フミコム撮影隊」とは?
過去に地域連携ステーションで主催した「活動入門講座 スマホカメラをツールに地域に出よう!撮影入門講座」の参加者の方で構成されており、地域連携ステーションの主催イベントや地域のイベントを撮影していただいています!
撮影したお写真は、社協のSNSの発信や団体さんの広報、館内のポスターといった様々な形で、使用させていただいています✨
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今後もフミコムではさまざまな講座を開催予定です。
フミコムHPやフミコムFacebook、Twitter等でお知らせしております。

◆フミコムホームページ
https://fumicom.tokyo/

◆フミコムSNS
https://www.d-fumi.com/news_important/news-20211222183302