第99回のフミコムcaféは、地域を舞台に活動されている、管理栄養士の吉田さんをゲストにお迎えしました。
ローソン千駄木不忍通店内にある、認定栄養ケア・ステーション「龍岡栄養けあぴっと」の所長である吉田さん。コンビニの中という珍しい場所で、介護の相談窓口として、栄養相談やミニ講座、介護予防体操など、様々な取り組みをされています。
今回は、そんな「まちの栄養士さん」である吉田さんに、管理栄養士として地域でお仕事を始めたきっかけや、日々の活動にかける思いなどをテーマにお話しいただきました。
イベント前半、吉田さんが専門職として地域でお仕事をはじめた経緯についてお話いただきました。一般的に、施設等で働くイメージの強い管理栄養士ですが、吉田さんは「管理栄養士が役に立てるのは施設の中だけではない」と、地域の活動に参加しながら、人々の健康に寄り添そうことを目指しています。
地域には、施設に入る前段階の人が多く生活しており、そうした人々が、施設でのケアが必要になる前の「元気な状態」を少しでも長く続けられるよう、自身の専門性を活かして力になりたいのだと、あたたかな表情で吉田さんは語ります。
栄養の専門家として人々の健康に寄り添うため、その人達の生活から知らなければいけないと、アウトリーチの姿勢を大切にし続けた吉田さん。コンビニを拠点とした、特別な認定栄養ケア・ステーションが立ち上がるまでのお話を、参加者の皆さまも真剣に聞かれていました。
イベントの中盤では、龍岡栄養けあぴっとでの取り組みについてお話しいただきました。
コンビニの中という立地の特性を最大限に活用し、人々の日々の生活に根差しながら、健康に関する取り組みを行っているのがたいへん印象的でした。
イベントの後半では、グループワークディスカッションを行い、「管理栄養士に自分の地域でやってほしいこと」について、グループごとに共有しました。
栄養を学び、これから地域で活躍していきたいという学生さんも参加されていた、今回のグループディスカッション。
「もっと気軽に、地域のお祭りなどでも栄養相談ができるようにしてほしい」、「小中学生などの、特別に栄養が必要な時期に合わせた相談ができるといい」などなど、たくさんの意見が交わされました。

【開催後のアンケート紹介(抜粋)】
・吉田先生の話を伺い、いろいろな場所に出向いて行き、管理栄養士としてできることをアピールしていきたいと思いました。
・専門外の内容なので、新鮮で楽しかったです。
・地域に根ざした素敵な活動なので、応援したいと思いました。
・栄養ケア・ステーションの意義や、コンビニにあることのメリット、そして管理栄養士さんが地域のためにできることが様々あることを知ることができて良かったです。 吉田さんの地域への思いが伝わってきました。吉田さんが地域での支援の重要性に気づき、周りの人に少しずつ働きかけていく中で、ローソンから理事長にお話が来て、実現に繋がったというエピソードも、夢を諦めなかった吉田さんだからこそ、チャンスが巡ってきたのだと思いました。これからも食の力で地域の人々を支えてください。 他の地域にも、管理栄養士さんが食で地域を支える取り組みが、広がっていくと良いと思います。自分の地域の状況についても調べてみたいと思います。 参加させていただき、ありがとうございました。
管理栄養士というイメージがさらに広がっていくようなお話しが印象的だった、今回のフミコムcafé。吉田さんの地域にかける思いや、コンビニという場で人々の健康に寄り添っていく意義などを聞き、管理栄養士という仕事の、新たな可能性を感じた方も多かったのではないでしょうか。
お忙しい中お話しいただいた吉田さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
<関連リンク>
★龍岡栄養けあぴっと
https://mct.or.jp/index.html?page=carepit
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▽文京区社会福祉協議会 地域連携ステーションの情報発信
https://www.d-fumi.com/news_important/news-20211222183302
▽ホームページ
https://fumicom.tokyo/
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