この度サンカクシャは、サンカクシャが運営する文京区の若者のための居場所を継続するため、クラウドファンディングに挑戦いたします。期間は2021年10月1日(金)より11月24日(水)23:00 まで、目標金額は1,000,000円です。
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●サンカクシャが運営する若者の居場所
サンカクシャでは、学校や社会になじめなかったり、これまでの経験から自分の将来に希望を持ちづらい15~25歳の支援の手が届きづらい若者をサポートしています。
活動は、個別支援や居場所の運営、社会サンカクを支援するプログラムや居住支援など幅広く実施していますが、中でも居場所は活動の土台。
まだ、将来について一歩踏み出す気持ちになれない若者も、まず行ってみようと思える、目的がなくても繋がれる居場所を運営しています。そしてここで過ごす中で自然と社会サンカクのきっかけを得られる場になるよう、これまで活動してきました。
今回クラウドファンディングで挑戦する居場所は、サンカクシャが現在都内3拠点運営するうちの一つ、文京区の居場所です。
●文京区の居場所の始まりと現在
サンカクシャの文京区での活動は、2019年の文京区社会福祉協議会の「Bチャレ(提案公募型協働事業)」で、サンカクシャが採択されたのがはじまり。これにより、文京区教育センターと連携して若者を支える仕組みづくりがスタートしました。
さらに同年には、文京区社会福祉協議会との協働により、サンカクシャとしては2番目の居場所を文京区にオープンしました。株式会社シード様のご厚意により、所有ビルの一室をお借りすることができました。この居場所運営は「社会福祉振興助成事業(WAM助成)モデル事業」として採択されました。
最初は、なかなか利用者が増えなかったり、コロナ禍に翻弄されながらの運営となりました。悩みながらも、家以外で若者がくつろげる場所の必要性を感じ手探りで運営を続け、日々、若者一人ひとりと向き合ってきました。
そうするうちに居場所では徐々に利用者が増え、7月頃には若者と職員・ボランティアも含めて、一度の利用が10人を超えるようになりました。コロナ禍でソーシャルディスタンスを保つ必要もあり、嬉しいことに、活動を継続するには手狭だな、と感じるほどになってきました。
継続して居場所を利用している若者にも変化が見られるようになりました。
居場所を利用する若者は、親の反応が自分の行動基準になっている傾向があり、最初は感情表現が乏しく、「やりたいこと、何もないっす」が口癖になっています。それが、慣れて来ると、「自分、これちょっと好きかも」という言葉がぽろっとでてきたりして、やりたいことへの意欲が少しづつ湧いてきます。
そして居場所の雰囲気が温まると、お互いを思いやるチーム感も出てきました。
●文京区の居場所を継続するため、クラウドファンディングに挑戦します
2019年から支援いただいているBチャレ・WAMモデル事業助成といった主要な助成金は来年3月末で終了しますが、引き続き皆様からのご支援ご寄附を糧に、文京区での居場所活動を継続していきます。
クラウドファンディングのページでは、新居場所のプランニング、若者たちの声、担当スタッフの思い等、あますところなく掲載しています。集めたお金の使途や、各コースのリターンについても細かく掲載しております。ぜひご一読ください。
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